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モバイルバッテリーで罰金!?航空会社の預け荷物ルール徹底解説

モバイルバッテリーで罰金!?航空会社の預け荷物ルール徹底解説 ベトナム観光
モバイルバッテリーで罰金!?航空会社の預け荷物ルール徹底解説

テト休暇で日本の夢時間を過ごしてベトナムに戻ってきました(笑)
チェックインカウンターで「預け荷物の中にモバイルバッテリーや危険物などは入っていませんか?」といつもの質問をされて疑問に思いました。それって預けてたらどうなるの?預けたらいけないものって何?ということで調べてみました。

飛行機に乗る際には、スーツケースなどの預け荷物(チェックインバッグ)に入れてはいけないものがいくつかあります。航空会社や国の規制、安全上の理由から禁止されているものもあれば、紛失や盗難のリスクを考慮して手荷物に入れるべきものもあります。この記事では、預け荷物に入れてはいけないものをカテゴリ別に解説します。


1. 貴重品・重要書類

① パスポート・航空券・ビザ

当たり前ですね。これを入れたら出国審査もできなくなりますしね(笑)

理由:紛失した場合、現地での移動が困難になり、最悪の場合、出入国ができなくなるため。
対策:手荷物に入れ、必要に応じてコピーを別途持参する。

② 現金・クレジットカード・貴金属・宝石

とくに旅行の帰りに現地で購入した貴金属、宝石類を詰めて送るのはやりやすい失敗です。国によっては「スーツケースをキーロックしてたら壊すぜ!」というところもあります。そう、スーツケースの中は治外法権(?)なんですね。高価なものだけでなく、ぜったいに無くすとまずいもの(契約書など)も必ず持ち込み荷物に入れましょうね。

理由:盗難や紛失のリスクが高いため。航空会社の補償対象外であることが多い。
対策:財布や貴重品ポーチに入れ、身につけて管理する。

③ スマホ・ノートパソコン・タブレット・カメラ

前回、日本からベトナムに戻った際に真新しいスーツケースのキャスターが破損されていた方と会いました。日本でなら、また英語やベトナム語が堪能な方であれば空港職員に弁済交渉できるでしょうが、わたしなら泣き寝入りですね。だって面倒くさそうだし・・・。新品のスーツケースのキャスターが破損するくらいの扱いをされているということは理解しておく必要がありますね。

理由:精密機器は破損のリスクが高く、バッテリー関連の規制もある。盗難の対象になりやすい。
対策:手荷物に入れ、飛行機内でも持ち歩けるようにする。

④ 重要書類(ホテルの予約確認書、旅行保険証、緊急連絡先)

理由:預け荷物が遅延・紛失した際に、スムーズに対応できなくなるため。
対策:手荷物に入れるか、デジタルデータとしてスマホに保存する。


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2. バッテリー・電子機器関連

⑤ モバイルバッテリー・リチウムイオン電池

理由:発火・爆発のリスクがあるため、国際航空輸送規則で預け荷物への収納が禁止されている。
対策:手荷物に入れ、容量制限(通常100Wh以下)に注意する。

⑥ 電子タバコ・加熱式タバコ(IQOS、glo、Ploom)

ちなみにベトナムでは電子タバコは全面禁止になりました。わたしは喫煙しないので問題ありませんが、出張者などには忘れずに伝える必要がありますね。

理由:リチウム電池を使用しているため、発火の危険がある。
対策:機内持ち込み手荷物に入れ、航空会社の規則を確認する。


3. 危険物・禁止品

スプレー類はとくに注意が必要ですね。カンボジア旅行で虫よけスプレーをもっていく際には可燃ガス不使用のものを探して機内持ち込みしました。

⑦ スプレー缶(ヘアスプレー・制汗スプレー・虫除けスプレー)

理由:可燃性ガスを含むものは、気圧の変化で爆発の危険があるため。
対策:小容量(100ml以下)のものを手荷物に入れるか、旅行先で購入する。

⑧ ライター・マッチ

理由:発火の危険があり、規制が厳しい。
対策:多くの航空会社では1個までなら手荷物に持ち込み可能。預け荷物には絶対に入れない。

⑨ 花火・爆竹・燃料・ガスカートリッジ

理由:火薬類や燃料は航空機内での持ち込み・預け入れともに禁止。
対策:持ち込まない。現地で購入する場合も、帰国時に処分する。


4. 液体・食品類

お土産として生鮮食品などを持っていきたいのはわたしも同意です。とくにベトナムはフルーツ王国ですしね~。下記に記載はしていませんが、生態系保全の意味合いもあるんでしょうね。

⑩ 液体(アルコール類、香水、調味料)

理由:国際線では100ml以上の液体は手荷物に持ち込めないが、預け荷物でも破損・漏れのリスクがある。
対策:ガラス瓶入りのものは厳重に梱包し、万が一のためにビニール袋で包む。アルコール度数24%以上のものは航空会社の規定を確認する。

⑪ 生鮮食品・肉・乳製品

理由:国によって持ち込み禁止の食材があるほか、腐敗・異臭の問題がある。
対策:持ち込み可能か事前に調査し、保冷剤を使う場合は航空会社の規定を確認する。

⑫ 強い匂いのする食品(納豆・ドリアン・発酵食品)

理由:荷物内で密閉されても匂いが漏れ、他の荷物に移る可能性があるため。
対策:匂いが漏れないように密閉容器に入れるか、持ち込みを避ける。


モバイルバッテリーで罰金!?航空会社の預け荷物ルール徹底解説

5. その他

⑬ 壊れやすいもの(ガラス製品・陶器・ワインボトル)

理由:預け荷物の取り扱いは荒いため、破損の可能性が高い。
対策:厳重に梱包し、壊れても問題ないようにするか、手荷物に入れる。

⑭ スーツケースの鍵をかける

理由:アメリカ(TSA)などの空港では、セキュリティチェックで荷物を開けられることがあり、鍵が壊される可能性がある。
対策:TSAロック付きのスーツケースを使用するか、鍵をかけない(荷物の盗難対策は別途考慮)。

⑮ 遺灰・遺骨

理由:国や航空会社の規則で制限があり、適切な書類が必要な場合がある。
対策:手荷物に入れ、事前に航空会社の規定を確認する。


やっぱりバッテリーが一番注意!

リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーは、取り扱いを誤ると発火や爆発の危険性があります。消費者庁によれば、平成25年6月から令和元年6月末までに、モバイルバッテリーに関する事故情報が162件寄せられており、その中には公共交通機関内での事故も含まれています。

具体的な事例として、モバイルバッテリーが発火し、電車内で煙が発生して運行が遅延したケースがあります。また、飛行機の機内や預け荷物内でリチウムイオン電池が発火し、火災の原因となった事例も報告されています。

これらの事故の主な原因は、バッテリーの劣化や外部からの衝撃、過充電、製品の欠陥などが挙げられます。特に、預け荷物内での気圧や温度の変化、荷物の取り扱いによる衝撃などが、バッテリーの損傷や発火のリスクを高める可能性があります。

そのため、航空会社ではリチウムイオン電池を内蔵した電子機器やモバイルバッテリーの預け荷物への収納を禁止しており、手荷物として機内に持ち込むことが推奨されています。また、モバイルバッテリーを持ち運ぶ際には、強い衝撃を避け、高温の環境に放置しないなどの注意が必要です。

違反したらどうなるの?

航空法第86条では、危険物の航空機への持ち込みや預け入れに関する規定に違反した場合、50万円以下の罰金が科せられる可能性があるとされています。実際の罰金額は、違反の内容や程度、発生したトラブルの影響などにより異なります。航空機の安全運航を確保するため、各航空会社や国土交通省が定める手荷物に関する規則を遵守することが重要です。

上記は法律上の罰則であり、多数の乗客を危険にさらすことを考えるとさらに重い罰則を受ける可能性もありますね。具体的な罰則の内容は、各国の法令や違反の程度によって異なりますが、罰金だけでなく禁錮刑などが科せられる可能性があります。さらに、航空会社からの搭乗拒否や、今後の利用制限などの措置が取られることも考えられます。

モバイルバッテリーで罰金!?航空会社の預け荷物ルール徹底解説

まとめ

海外旅行では、預け荷物に入れてはいけないものを事前に確認し、安全でスムーズな旅を心がけましょう。特に貴重品や電子機器、バッテリー類、危険物などは、手荷物で管理するのが基本です。航空会社や渡航先の国の規制も確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

ちなみこちら空港で見かけたもので思わず奥さんに「こんなのあるんですね」と話しかけてしまいました。見知らぬおっさんに話しかけられた奥さん、ごめんなさい(笑)
小さい子供さんがいるご家庭では便利だろうなぁと思いましたが、うちは下の子も大学生なので使わないですが(^^)/

最後までみていただいてありがとうございます
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