駐在員としてベトナムに赴任する際、家族やパートナーが帯同するケースはよくあります。しかし、帯同したパートナーの多くが「時間を持て余す」と感じるのには、制度上の制約が大きく影響しています。本記事ではその背景と解決策について詳しく解説します。
なぜ時間を持て余す?
- 就労ビザの制限
ベトナムでは、外国人が合法的に働くためには就労ビザや労働許可証が必要です。しかし、帯同者用のビザ(通常はデペンデントビザ)は就労を許可しない場合がほとんどです。そのため、現地での就業が難しく、仕事を持たない生活を余儀なくされることが多いです。 - キャリアの中断
本国で仕事を持っていた場合でも、帯同によってキャリアを中断せざるを得なくなり、自己実現や社会的なつながりを感じにくくなることがあります。 - 言語や文化の壁
仕事以外の活動をしようとしても、言語の壁や文化的な違いが障害になることがあります。これにより、趣味や新しいスキルの習得に挑戦する機会が限られることも。 - 孤立感
現地での交友関係が限られ、特に同じ境遇の帯同者や地域コミュニティとつながる機会が少ない場合、孤立感を感じる人が多いです。
制約を乗り越える解決法
- 就労許可の可能性を探る
専門的なスキルを持つ場合、就労ビザを取得できるケースがあります。現地企業や日本企業の現地法人と相談してみましょう。また、フリーランスとしてオンラインで働く場合は、現地での許可が不要な場合もあります。 - リモートワークやオンライン副業
制度上の制約を受けにくいリモートワークやオンライン副業を検討するのも一つの手です。例えば、翻訳、ライティング、デザイン、オンライン教育など、自分のスキルを活かせる仕事を始めてみましょう。
次の章で深堀しますね - 地域活動やボランティアへの参加
現地の日本人コミュニティや国際交流サークル、ボランティア活動に参加することで、目的意識を持ちながら地域とのつながりを築けます。 - 言語学習やスキルアップ
ベトナム語や英語を学ぶことで、新しい可能性を広げることができます。また、オンラインコースを利用してキャリアや趣味に関連するスキルを磨くのもおすすめです。 - 現地文化を楽しむ
仕事ができない期間を「自己成長の時間」と捉え、料理教室や伝統工芸の体験に参加することで、現地文化を深く楽しむことができます。
オンライン副業ならできる?
ベトナム国外で収益を得る場合は就労ビザなしでも可能です。下記、べとわーくより引用します。
ベトナムでは、帯同ビザでの就労は認められていません。ベトナムで働くには先述したとおり「労働許可証」や「就労ビザ」が必要です。
しかし「越境リモート」などベトナム国外で収益が発生するものについては認められています。183日以上ベトナムに居住する人は所得に応じてベトナムに税金を支払う義務があります。
現在、ベトナム居住者における個人の所得控除は1100万VND/月以下となっており、この額を超えると累進税率が課せられます。
1100万VND/月以下なので66,000円くらいですね。
オンライン副業の種類
アンケートモニター
- 仕事内容
オンラインで提供されるアンケートに回答して報酬を得る副業。調査会社が提供するアンケートサイトに登録してスタートできます。 - 報酬例
1件あたり数十円から数百円程度。
データ入力
- 仕事内容
文字や数字の入力作業を行う仕事。特別なスキルは不要ですが、正確さとタイピングスピードが求められます。 - 報酬例
案件により異なりますが、1件あたり数百円から数千円程度。
文字起こし
- 仕事内容
音声データを文字に起こす作業。スキル不要で始められますが、正確性と集中力が重要です。 - 報酬例
1時間分の音声データで数千円程度が一般的。
商品紹介
- 仕事内容
Instagram、YouTubeで商品やサービスを紹介します。それが購入につながれば報酬が支払われます。 - 報酬例
商品やサービスにより異なります。代金の〇%から、10,000円を超えるものなど。
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オンライン副業するには?
なにをしたらいいのかわからない方に、海外でもできるオンライン副業を紹介しているのがこちら
学ぶと稼ぐを両立!複数収入源を作るサービス【マナモニ】海外からだとアクセスできないサイトやサービスがあります。たとえば、証券会社やAmazonプライムビデオなどは海外からアクセスできません。IPアドレスというインターネットの住所のようなもので「海外からアクセスしています」というのを判定しているからです。この壁を乗り越えるのがVPNというサービス。もうひとつの良いところはセキュリティー面が向上することですね。フリーWIFIで情報を盗み取られる心配がなくなります。
海外在住日本人に必須のVPNサービス【スイカVPN】企業や駐在員のサポートも重要
企業側は、帯同者向けの情報提供やコミュニティの形成を支援するプログラムを充実させることで、帯同者が孤立しない環境を作るべきです。また、駐在員本人も、帯同者の孤独感やストレスに寄り添い、適切なサポートを提供することが大切です。
まとめ
制度上の制約で仕事ができないという状況は確かに大きな課題ですが、その時間を成長や新しい挑戦の機会に変えることも可能です。積極的に行動し、現地生活を充実させる方法を模索してみてください。それが、帯同生活をより有意義なものにする鍵となるでしょう。
最後までみていただいてありがとうございます
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