ベトナムを訪れる際、スマホSIMを利用すれば、現地での通信環境を整えることができます。ハノイなどの都市部ではフリーwifiが多く提供されていますが、移動中にGoogleMapなど見たいですよね?この記事では、ベトナムでSIMカードを購入する方法、選び方、注意点をご紹介します。
短期滞在の場合
SIM購入できるのは?
- 到着後すぐに手に入れる
ハノイ・ノイバイ国際空港などに到着したら、空港内の通信キャリアのカウンターでSIMカードを購入できます。旅行者向けのプランが充実しており、英語対応のスタッフも多いので初めての方におすすめです。 - 市内で購入する場合
市内では、大手通信キャリア(Viettel、Vinaphone、Mobifone)の店舗や電化製品店でSIMカードが購入できます。料金は空港より安いことが多いですが、英語が通じない場合もあるので注意が必要です。 - 日本で準備する
短期間のものは日本でもAmazonなどで購入できます。日本で購入しておけば飛行機の中でSIMを入れ替えられるのですぐに使用可能。現地購入の時間的ロスをなくせるのがメリットですね。 - eSIMにする
最近利用者が急増しているのがこれですね。eSIMのメリットは「3.日本で準備する」に加えて、「SIMの入れ替え不要」です。価格はちょっと高めですが、SIMの入れ替えで「落として無くしたら・・・」という心配がいりません。
わたしが出張でベトナムに1週間きたときは「3.日本で準備する」でした
Amazonで1000円くらいだったかな?
SIMカードの選び方
利用目的によってプランを選ぶことが重要です。
- データ通信がメインの場合
旅行者向けの「データ専用SIM」が便利です。多くのプランが3GB~30GBの容量で提供されており、観光や地図アプリの利用に十分です。 - 音声通話が必要な場合
現地のホテルやレストランへの連絡が必要なら、「音声+データSIM」を選びましょう。通話分が含まれるプランが多数あります。 - 短期旅行の場合
7日間や30日間といった短期のプランが一般的です。短期滞在の方には、日数で選べるプリペイドSIMがおすすめです。
おすすめの通信キャリア
ハノイで広く利用されている通信キャリアをいくつかご紹介します。
- Viettel
ベトナム最大の通信キャリアで、安定した通信速度と広範囲のカバーエリアが魅力。旅行者向けプランも多く、1週間でデータ容量10GB付きのプランが人気です。 - Vinaphone
信頼性の高い通信サービスを提供しており、国際電話にも強みがあります。短期旅行者向けのプランは、コストパフォーマンスが良いです。 - Mobifone
高速通信が売りのキャリアで、特に都市部での利用に最適。30日間有効なデータプランが充実しています。
料金の目安
以下は、ハノイで購入可能な旅行者向けSIMカードの料金目安です。
- データ専用(7日間/10GB):約100,000~150,000ドン(約600~900円)
- 音声+データ(30日間/5GB+通話):約200,000~300,000ドン(約1,200~1,800円)
購入時の注意点
- パスポートの提示
ベトナムでは、SIMカード購入時にパスポートの提示が必要です。コピーを取られることがあるので、事前に準備しておきましょう。 - SIMのサイズ確認
利用するスマホのSIMサイズ(Nano、Micro、Standard)に合ったものを選びましょう。 - 動作確認
購入後、その場でスマホに挿入して動作確認を行うことをおすすめします。通信ができない場合、その場で対応してもらえます。
長期滞在者の場合
ベトナムで6か月以上滞在する場合、通信キャリアと直接契約することで、料金がお得になるポストペイド(後払い)プランとプリペイド(前払い)プランを利用できます。
ポストペイドプラン(後払い)
契約に必要な書類
長期滞在者がポストペイドSIMを契約する際には、以下の書類が必要です:
- パスポート:本人確認のため、必ず持参してください。
- ビザまたは一時滞在カード(TRC):長期滞在を証明する書類。
- 現地住所の証明書類:賃貸契約書や公共料金の領収書など。
契約可能な通信キャリア
長期契約には以下の通信キャリアが対応しています。
- Viettel
ベトナム最大の通信キャリアで、駐在員に人気。広範囲のネットワークカバーと信頼性の高いサービスを提供しています。ポストペイドプランでは、月額150,000~300,000ドン(約900~1,800円)で大容量データ通信が可能です。 - Vinaphone
通信速度が安定しており、都市部での利用に特化したプランが豊富。ポストペイドプランにはデータと通話のバランスが良いものが多く、長期利用に最適です。 - Mobifone
高速通信に強みを持つキャリアで、都市部でのデータ通信に優れています。長期プランはデータ専用から通話込みまで選択肢が広がります。
ポストペイドプランの利点
- 料金が安くなる
プリペイドプランよりも1GBあたりのデータ料金が安く、コストパフォーマンスが高いです。 - 便利な支払い方法
毎月の利用料金は、銀行口座引き落としやキャリアのアプリを使ったオンライン決済が可能です。 - 長期契約者向け特典
一部キャリアでは、長期契約者限定で無料通話や追加データの特典が付与される場合があります。
契約時の注意点
- 契約内容を確認
長期契約では、最低利用期間(通常12か月)が設定されていることが多いため、解約条件を事前に確認しましょう。 - 現地銀行口座の開設
ポストペイドプランの支払いには現地銀行口座が必要な場合があります。まだ口座を開設していない場合は、銀行で手続きを行ってください。 - 通信エリアの確認
住む地域によって通信状況が異なる場合があるため、契約前に通信エリアを確認してください。
プリペイドプラン(前払い)
駐在員や学生などの長期滞在者でも、プリペイドSIMはコストを抑えつつ柔軟に利用できる選択肢です。以下に、長期滞在者向けプリペイドプランの特徴や活用方法を紹介します。
プリペイドSIMの特徴
- 柔軟性の高い料金プラン
プリペイドプランでは、利用頻度やデータ容量に応じて自由にチャージできます。滞在期間が不定期な場合や月ごとのデータ使用量が変動する場合に最適です。 - 契約不要
ポストペイドプランとは異なり、住所や銀行口座を登録する必要がありません。そのため、現地手続きが簡単で、気軽に始められます。 - 簡単なデータチャージ
コンビニや通信キャリアのアプリで簡単にデータや通話分を追加できます。
プリペイドプランの選び方
利用目的に応じてプランを選びましょう。
- データ重視プラン
仕事でリモート会議を行う、動画視聴が多いなどの場合は、大容量データプランがおすすめです。例えば、Viettelでは月30GBのプランが約200,000~300,000ドン(約1,200~1,800円)で利用可能です。 - バランス型プラン
データと音声通話の両方を適度に使いたい方には、音声+データプランが最適。Vinaphoneでは、月5GB+通話付きのプランが人気です。 - 長期間有効なプラン
短期間に大量のデータを必要とせず、長期的に安定した利用を求める場合は、長期間有効なプランを選びましょう。たとえば、Mobifoneの6か月有効なプランは、データと通話がセットになっています。
通信量(データ使用量)の追加方法
プリペイドプランでは、以下の方法で簡単にデータを追加できます:
- コンビニや通信キャリアの店舗
店舗でデータチャージカードを購入し、スマホでコードを入力するだけでチャージ可能です。 - 通信キャリアのアプリ
ViettelやVinaphoneなどの公式アプリでは、クレジットカードを使ってデータを追加できます。ベトナム国内の銀行口座を持っていればさらに便利です。
プリペイドプランの利点と注意点
- 利点
- 短期間で契約を終了できるため、引っ越しや帰国が突然決まった場合も安心。
- 初期費用が低く、契約手続きが不要。
- 注意点
- 利用しない月も最低限のチャージが必要な場合がある。
- 有効期限切れに注意し、定期的に残高を確認することが重要。
わたしの個人用スマホは、Mobifoneで年間契約のプランを使ってます
8GB/日+通話の契約で、196万ドン/年です(2024年12月更新時)
日本円にして1,000円/月くらい
出張者のアテンドすることが多いので
移動中などにインターネット共有してあげると喜ばれますね
8GB/日もあると、通勤の間、ずっと動画を見ていても安心です(笑)
2年以上使用していますが通信料が不足したことはありません
まとめ
ハノイでスマホSIMを利用すれば、移動中でも快適にインターネットを使うことができます。到着時に空港で手軽に購入するか、市内で価格を重視して選ぶかはあなた次第。事前にプランを調べておけば、現地での手続きもスムーズです。
ぜひこの記事を参考に、ハノイ滞在中の通信環境を整えてください!
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